ブログの記事群とは?200記事書いて分かった記事単体で考えないサイト設計

📌 この記事の結論
・記事群とは、一つのテーマに関係する記事をまとめたもの
・記事単体ではなく、読者の悩みに沿って複数の記事をつなぐ
・中心となる記事と、詳しく解説する関連記事を決める
・記事数を増やす前に、既存記事の重複や孤立を確認する
・Search Consoleを使い、優先して改善する記事群を選ぶ

副業ブログを始めた頃の私は、記事を1本ずつ考えていました。

新しいキーワードを見つけたら、そのキーワードに合わせて記事を書く。

公開したら、また次の記事を書く。

この方法で記事数を増やし、現在は200記事あります。

しかし、ブログ記事からの収益は0円です。

記事数が増えてから見えてきた問題の一つが、記事を単体で考え、関連記事とのつながりを作れていなかったことでした。

似た内容の記事が複数ある。詳しく説明する記事があるのに内部リンクでつながっていない。読者が次に何を読めばいいのか分からない。

記事は増えていましたが、同じテーマの記事をまとめた「記事群」として整理できていませんでした。

この記事では、200記事書いた私の失敗をもとに、ブログの記事群とは何か、記事単体で考えないサイト設計をどう作るのかを解説します。

目次

ブログの記事群とは?

記事群とは、一つのテーマや読者の悩みに関係する複数の記事をまとめたものです。

例えば、「副業ブログを始めたい」という悩みには、次のような記事が関係します。

  • 副業ブログの始め方
  • WordPressの開設方法
  • レンタルサーバーの選び方
  • ブログの初期費用
  • WordPressの初期設定
  • 最初の記事を書く方法

それぞれ別の記事ですが、読者の「副業ブログを始めたい」という目的は共通しています。

これらを内部リンクでつなぎ、必要な情報を順番に読めるようにしたものが記事群です。

記事群を作る目的は、単純にリンク数を増やすことではありません。

一つの記事だけでは答えきれない悩みを、複数の記事で段階的に解決することが重要です。

記事単体で考えていた頃の問題

以前の私は、新しい記事を書くたびに、その記事だけを見ていました。

  • このキーワードは検索されるか
  • このタイトルはクリックされるか
  • この記事を何文字で書くか
  • この記事単体で上位を目指せるか

もちろん、記事ごとのキーワードや検索意図を考えることは必要です。

ただ、その記事がブログ全体のどこに入り、どの記事からつながり、読者を次にどこへ案内するのかまでは考えられていませんでした。

その結果、200記事の中に次のような記事が増えました。

  • どの記事からも内部リンクされていない記事
  • 次に読む記事が用意されていない記事
  • 似た検索意図を狙っている記事
  • 収益記事までつながらない記事
  • ブログ全体のテーマから外れた記事

1記事ずつ見れば内容があっても、ブログ全体では役割が曖昧でした。

記事群とサイトテーマの違い

記事群を作る前に、ブログ全体で「何のサイトなのか」を決める必要があります。

Nagase Projectの場合は、副業ブログ初心者や収益0〜1万円の人に向けて、ブログ運営・収益化・副業戦略を発信しています。

その大きなテーマの中に、次のような記事群を作ります。

  • ブログを始める記事群
  • 記事を書く記事群
  • SEOを学ぶ記事群
  • Search Consoleを使う記事群
  • 既存記事をリライトする記事群
  • ブログを収益化する記事群

つまり、サイトテーマはブログ全体の方向性で、記事群はその中にある具体的なテーマのまとまりです。

先に「誰のどんな悩みを解決するサイトなのか」を整理すると、必要な記事群も考えやすくなります。

記事数があっても伸びにくかったサイト設計上の問題は、こちらでも整理しています。

👉 副業ブログが伸びない理由|200記事書いて分かったサイト設計の問題

👉 副業ブログは何を書くかより何のサイトかが重要|200記事書いて気づいたこと

記事群を作る基本の5ステップ

ここからは、私が現在進めている記事群の作り方を5つに分けて説明します。

1.読者の悩みを一つ決める

最初に、記事群全体で解決したい悩みを決めます。

例えば、「ブログを書いてもアクセスが増えない」という悩みです。

この悩みを持つ読者は、次のような疑問を抱えている可能性があります。

  • 記事はGoogle検索に出ているのか
  • 表示回数が増えない原因は何か
  • 表示されてもクリックされないのはなぜか
  • 平均掲載順位はどう見ればいいのか
  • どの記事をリライトすればいいのか

最初から記事タイトルだけを並べるのではなく、読者の疑問を順番に洗い出します。

2.中心となる記事を決める

次に、記事群の中心になる記事を決めます。

中心記事は、そのテーマについて全体像を説明し、詳しい内容を個別記事へ案内する役割を持ちます。

例えば、SEOの記事群なら「ブログのSEOとは?」が中心記事になります。

そこから、キーワード選定、検索意図、記事タイトル、記事構成、内部リンク、リライトなどの詳しい記事へつなぎます。

中心記事だけですべてを詳しく説明しようとすると、内容が広がりすぎます。

全体像は中心記事、具体的な方法は関連記事というように役割を分けます。

3.必要な関連記事を整理する

中心記事を決めたら、そのテーマを理解するために必要な関連記事を洗い出します。

このとき、新記事の案だけではなく、すでに公開している記事も確認します。

既存記事を確認せずに新しい記事を追加すると、検索意図が似た記事が増え、カニバリにつながる可能性があるからです。

似た記事がある場合は、次のどれが適切か判断します。

  • 役割を分けて両方残す
  • 一つの記事へ統合する
  • 片方を別の記事へ301リダイレクトする
  • タイトルや検索意図を変更する

記事数を増やすことより、記事群の中で役割が重ならないことを優先します。

4.読者が進む順番で内部リンクをつなぐ

記事がそろったら、読者が次に知りたい内容へ内部リンクをつなぎます。

例えば、Search Consoleの記事群なら次のような流れです。

記事は何日で検索に出る?
↓
表示回数が増えてもクリックされない理由
↓
CTRの見方と改善方法
↓
平均掲載順位の見方
↓
伸びる可能性がある記事を選ぶ
↓
記事をリライトする

ただし、すべての記事を一列につなぐ必要はありません。

読者の状況によって次に必要な記事は変わるため、本文の内容に合うリンクを選びます。

内部リンクの数を増やすことより、クリックする理由が分かる流れにすることが大切です。

👉 副業ブログの内部リンク戦略|200記事・収益0円で分かった収益導線の作り方

5.収益記事までの流れを確認する

アクセスを集める記事群を作るだけでは、収益につながるとは限りません。

記事群の中に、比較記事や収益記事があるかも確認します。

例えば、ブログの始め方に関する記事群なら、レンタルサーバーの比較やWordPressの始め方が収益記事につながる可能性があります。

一方で、Search Consoleの記事群から商品紹介へ直接つなぐと、読者の目的と合わない場合があります。

その場合は、リライト、ブログ設計、収益記事の作り方など、読者の次の悩みに合う記事を間に入れます。

集客記事から無理に商品へ送るのではなく、読者が納得して次へ進める流れを作ります。

カテゴリーと記事群は同じではない

カテゴリーと記事群は似ていますが、同じものではありません。

カテゴリーは、ブログ内の記事を大きなテーマで分類するものです。

記事群は、カテゴリーの中で、さらに具体的な悩みや目的に合わせて記事をまとめたものです。

Nagase Projectでは、「ブログ運営」というカテゴリーの中に、SEO、記事作成、Search Console、リライトなど複数の記事群があります。

すべてを細かいカテゴリーに分けると、かえって構造が分かりにくくなることがあります。

大きな分類はカテゴリー、具体的なつながりは記事群と内部リンクで整理します。

👉 副業ブログのカテゴリー設計方法|初心者が記事を書く前に決める考え方

200記事あるブログの記事群を見直す方法

記事数が多いブログでは、すべての記事群を一度に作り直すのは難しいです。

私も200記事あるため、テーマを一つずつ選んで整理しています。

現在は、次の順番で進めています。

  1. 中心にしたいテーマを一つ選ぶ
  2. 関係する既存記事を一覧にする
  3. 似た検索意図の記事がないか確認する
  4. 中心記事と関連記事の役割を決める
  5. 不足している記事だけ新しく作る
  6. 読者が進む順番で内部リンクをつなぐ
  7. 不要になった記事を統合・整理する

先に新記事を増やすのではなく、既存記事で記事群を作れないか確認します。

残す・リライト・統合・301・削除の判断基準は、150記事を整理したときの実例としてこちらにまとめています。

👉 ブログ150記事を整理した話|残す・リライト・統合・削除の判断基準

これにより、似た記事を増やすことを防ぎながら、これまで書いた記事を活用できます。

Search Consoleで優先する記事群を決める

記事群を見直す順番は、Search Consoleのデータも参考にします。

確認するのは、主に次の数字です。

  • 表示回数
  • クリック数
  • CTR
  • 平均掲載順位
  • 実際に表示されている検索クエリ

例えば、特定のテーマの記事が複数の検索クエリで表示されているなら、関連する記事をつなぎ直す候補になります。

10位台から30位前後の記事がある場合は、その記事単体だけでなく、同じ記事群に必要な内容がそろっているかも確認します。

ただし、内部リンクを増やせば必ず順位が上がるわけではありません。

検索意図、記事内容、タイトル、競合記事との差なども含めて判断します。

Search Consoleを使うと、感覚だけではなく、実際に検索へ表示されている記事から改善候補を探せます。

改善する記事群が決まったら、個別記事ではキーワード・検索意図・タイトル・構成・内部リンクまで順番に確認します。

👉 ブログ記事を検索上位に上げるには?初心者が確認したいSEO改善7項目

👉 Search Consoleで伸びる記事を見つける方法|表示回数・順位・CTRで判断する手順

記事群を作るときに避けたいこと

記事群を作るときは、記事同士をつなぐことだけが目的にならないようにします。

特に避けたいのは、次のような状態です。

  • 関係の薄い記事まで内部リンクする
  • 一つの記事にリンクを詰め込みすぎる
  • 同じ検索意図の記事を複数作る
  • 中心記事だけに内部リンクを集める
  • 読者の順番を考えず収益記事へ送る
  • 古いタイトルや転送済みURLを残す

記事群は、検索エンジンだけのために作るものではありません。

読者が一つの悩みを解決するために、必要な記事を迷わず読める状態を目指します。

📌 記事群を見直すチェック項目
・中心となる記事が決まっているか
・各記事の検索意図が重なっていないか
・関連記事が内部リンクでつながっているか
・読者が次に読む理由が分かるか
・収益記事までの流れが不自然ではないか
・記事群の中に不足している内容がないか

200記事書いた現在もサイト設計を見直している

私は200記事書きましたが、記事群の整理はまだ完成していません。

ブログ記事からの収益も0円です。

そのため、「記事群を作れば必ず伸びる」「内部リンクを整えれば稼げる」とは言えません。

ただ、記事単体だけを見て新記事を増やしていた頃より、現在はそれぞれの記事の役割を判断しやすくなりました。

新しい記事が本当に必要なのか。既存記事のリライトで対応できないか。似た記事を統合した方がよくないか。次にどの記事へつなぐべきか。

こうした判断を、記事群全体を見ながら進めています。

記事群だけでなく、既存ブログ全体をどう立て直すかは、こちらで整理しています。

👉 ブログをやり直したい人へ|200記事・収益0円で分かった間違いと改善策

まだ改善途中だからこそ、今後もSearch Consoleの変化を確認しながら記事同士のつながりを見直します。

まとめ|記事単体ではなく記事群で考える

ブログの記事群とは、一つのテーマや読者の悩みに関係する記事をまとめたものです。

記事数を増やすだけでは、読者が次に何を読めばいいのか分からず、既存記事も孤立しやすくなります。

記事群を作るときは、次の順番で考えます。

  1. 読者の悩みを決める
  2. 中心となる記事を決める
  3. 必要な関連記事を整理する
  4. 内部リンクで自然につなぐ
  5. 収益記事までの流れを確認する

記事数が多い場合は、すべてを一度に直す必要はありません。

まず一つのテーマを選び、既存記事の役割と重複を確認します。

そのうえで、Search Consoleの表示回数・順位・CTRを参考に、優先して改善する記事群を決めます。

私も200記事を一つずつ整理している途中です。

まずは自分のブログで中心にしたいテーマを一つ選び、その周りにどの記事が必要なのかを書き出すところから始めてみてください。

📌 次に読むべき記事
記事群の考え方が分かったら、サイト全体の方向性と内部リンクを順番に見直しましょう。
① ブログ全体のテーマを整理する
記事を書く前に、誰のどんな悩みを解決するサイトなのかを考えます。
② 記事同士を内部リンクでつなぐ
読者の次の疑問に合わせて、集客記事から収益記事までの流れを作ります。
③ 優先記事を具体的に改善する
見直す記事が決まったら、キーワード・検索意図・タイトル・構成・内部リンクを順番に確認します。
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この記事を書いた人

地方で事業10年、借金200万円からブログ月30万円を目指す経営者。
このブログは成功談ではなく、挑戦中のリアルを全部書く場所です。
遠回りでも、冷静に積み上げていきます。

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