- Google検索順位が上がったり下がったりする理由
- 順位が変動してもすぐに直さなくてよいケース
- 記事のリライトを検討した方がよい変動
- Search Consoleで順位変動を確認する方法
- 検索順位が下がった時の改善手順
ブログ記事の検索順位を確認すると、「昨日は8位だったのに今日は12位」「一度4位まで上がったのに、また10位以下になった」ということがあります。
私のブログでも、Search Consoleを見ると検索順位は一定ではありません。
ただ、順位が上がったり下がったりするだけで、記事の評価が悪くなったと決めることはできません。
検索順位は、検索クエリ、端末、地域、競合記事、検索結果の構成などによって変動します。
さらに、Search Consoleの平均掲載順位は複数の表示をまとめた数字なので、新しい検索クエリで表示され始めただけでも平均順位が下がることがあります。
順位が少し下がるたびにタイトルや本文を直すのではなく、まず一時的な変動なのか、一定期間続いている下落なのかを分けて考えることが大切です。
この記事では、200記事公開した現在もブログ記事からの収益0円が続いている私が、Google検索順位が上がったり下がったりする理由と、順位が下がった時にSearch Consoleで確認する順番を初心者向けに解説します。
Google検索順位は毎日同じではない
最初に知っておきたいのは、Google検索順位は固定された数字ではないことです。
一度10位に入ったからといって、今後もずっと10位に表示されるとは限りません。
検索順位は、
- Googleが記事をどのように判断しているか
- 検索した人が何を知りたいか
- 同じ検索結果に並ぶ記事
- 検索する端末や地域
- 検索結果の構成
などによって変わります。
そのため、数日間の小さな上下だけで、
「記事が失敗した」
「すぐに全面リライトしなければいけない」
と判断する必要はありません。
順位が下がった時は、まず一時的な変動なのか、一定期間続いている下落なのかを分けて考えます。
Google検索順位が上がったり下がったりする7つの理由
検索順位が変動する理由は一つではありません。
特にブログ初心者が知っておきたいのは、次の7つです。
1.検索クエリによって順位が違う
一つの記事は、複数の検索クエリで表示されることがあります。
たとえば、検索順位について書いた記事が、
- Google 順位変動
- ブログ 順位 上がらない
- 検索順位 上がったり下がったり
- Search Console 順位
などで表示される可能性があります。
それぞれの検索クエリで競合記事や検索意図が違うため、同じ記事でも順位は同じになりません。
たとえば、ある検索クエリでは4位、別の検索クエリでは18位ということがあります。
このような違いがあると、記事全体の平均掲載順位も変動します。
検索順位を確認する時は、ページ全体の平均だけではなく、検索クエリごとの順位まで見ることが大切です。
2.新しい検索クエリで表示され始めた
記事が新しい検索クエリで表示され始めると、平均掲載順位が下がる場合があります。
たとえば、これまで5位前後で表示されていた検索クエリに加えて、新しく30位前後の検索クエリでも表示されるようになったとします。
この場合、記事が表示される範囲は広がっています。
しかし、順位の低い表示が加わるため、記事全体の平均掲載順位は下がる可能性があります。
つまり、
平均掲載順位が下がったからといって、必ず記事の評価が悪くなったとは限りません。
新しい検索クエリで表示され始めた結果、平均の数字が変わっただけの場合もあります。
順位が下がった時は、表示回数が増えていないか、新しい検索クエリが加わっていないかを確認します。
3.検索する端末や地域によって結果が違う
Google検索の結果は、検索する条件によって違う場合があります。
たとえば、
- スマートフォンとパソコン
- 検索した地域
- 検索した時間
- 検索した人の状況
などです。
特に地域と関係する検索では、検索した場所によって表示される記事やサービスが変わる可能性があります。
自分のパソコンで検索した時は5位でも、Search Consoleでは平均掲載順位8位になっていることがあります。
これはSearch Consoleの数字が間違っているのではなく、複数の条件で表示された順位が平均されているためです。
4.同じ検索結果に並ぶ記事が変わった
自分の記事を変更していなくても、検索順位が動くことがあります。
同じ検索結果に並ぶ他の記事が、
- 新しく公開された
- 内容をリライトした
- 古い情報を更新した
- 検索意図に合う内容へ変わった
場合、自分の記事との位置関係が変わる可能性があります。
検索順位は、自分の記事だけで決まるものではありません。
同じ検索クエリで表示される他の記事との比較によっても変わります。
順位が継続して下がっている場合は、現在の検索結果にどのような記事が並んでいるかを確認します。
ただし、競合記事の内容をそのまままねるのではなく、
「現在の検索結果では何が求められているのか」
を確認することが大切です。
5.Googleが記事を評価している途中
公開したばかりの記事や、大きくリライトした記事は、順位が安定しないことがあります。
一度上位に表示された後に下がる。
しばらく表示されなかった記事が、再び検索結果に出る。
このような動きをする場合があります。
公開やリライトの直後に順位が動いたからといって、すぐに失敗と判断することはできません。
記事を変更するたびに、翌日から順位が上がるとも限りません。
一定期間の表示回数、検索クエリ、平均掲載順位を確認しながら判断します。
6.検索結果の構成が変わった
Google検索には、通常の記事だけが並んでいるわけではありません。
検索クエリによっては、
- 画像
- 動画
- 地図
- 商品情報
- 強調された回答
- 関連する質問
などが表示されることがあります。
検索結果の構成が変わると、同じ順位に近い状態でも、画面上で見える位置が変わる可能性があります。
そのため、検索順位だけでなく、表示回数、クリック数、CTRも一緒に確認する必要があります。
7.Googleの評価方法や検索結果が更新された
Googleは、検索した人に合う結果を表示するため、検索結果や評価方法を更新しています。
その影響で、複数の記事の順位が同じ時期に動く場合があります。
ただし、順位が少し下がっただけで、
「Googleのアップデートが原因だ」
と決めつけるのは早いです。
検索クエリの変化、競合記事、表示回数、記事の修正履歴など、ほかの原因も確認する必要があります。
自分のブログ全体で多くの記事が同じ時期に下がっている場合は、通常の順位変動だけではない可能性も考えます。
平均掲載順位が下がっても悪い変化とは限らない
Search Consoleを見ていると、平均掲載順位が下がっただけで不安になることがあります。
しかし、順位だけでは記事の状態を判断できません。
たとえば、次のような変化があったとします。
| 期間 | 表示回数 | 平均掲載順位 |
|---|---|---|
| 前の期間 | 50回 | 8位 |
| 直近の期間 | 300回 | 14位 |
平均掲載順位だけを見ると、8位から14位へ下がっています。
しかし、表示回数は50回から300回へ増えています。
新しい検索クエリで表示されるようになり、順位の低い表示が増えたことで、平均掲載順位が下がった可能性があります。
この場合は、
「順位が6つ下がった」
だけで判断するのではなく、
- どの検索クエリの表示が増えたか
- 上位だったクエリも下がったのか
- クリック数は増えたか
- CTRはどう変わったか
を確認します。
平均掲載順位の意味や正しい見方は、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 Search Consoleの平均掲載順位とは?初心者向けに見方と目安を解説
確認する:主要クエリの順位・表示回数・クリック数が一定期間下がっている
すぐにリライトしなくてもよい順位変動
検索順位が動いても、すぐに記事を修正しなくてよい場合があります。
数日間だけ順位が上下している
昨日8位、今日は11位、翌日は9位。
このような小さな変動は起こります。
数日間の順位だけを見てタイトルや本文を変えると、どの修正が影響したのか分かりにくくなります。
一定期間の変化を確認してから判断します。
表示回数やクリック数が増えている
平均掲載順位が下がっていても、表示回数やクリック数が増えている場合があります。
新しい検索クエリで表示され始めた可能性があるため、すぐに悪い変化と判断しません。
検索クエリごとの順位を確認します。
公開・リライトしてから日が浅い
記事を公開した直後や、大きくリライトした直後は、順位が安定しないことがあります。
修正後すぐにもう一度内容を変更するのではなく、Search Consoleのデータが増えるまで確認します。
表示回数がまだ少ない
表示回数が数回しかない検索クエリでは、一度上位へ表示されたことが平均掲載順位へ大きく影響します。
データが少ない段階では、順位が大きく動いて見えることがあります。
リライトを検討した方がよい順位変動のサイン
すべての順位変動を放置してよいわけではありません。
次のような状態が続く場合は、記事の確認やリライトを検討します。
一定期間、順位と表示回数が下がっている
数日だけではなく、前の期間と比較して、
- 平均掲載順位が下がった
- 表示回数も減った
- クリック数も減った
という状態が続いている場合は、記事を確認します。
検索クエリの需要が変わった可能性もありますが、記事内容が現在の検索意図と合っていない可能性もあります。
主要な検索クエリだけが大きく下がった
記事全体の平均ではなく、狙っていた主要な検索クエリが継続して下がっている場合です。
新しい検索クエリが増えただけなら、主要なクエリの順位は維持されていることがあります。
反対に、主要な検索クエリ自体が下がっているなら、
- 記事内容が古くなっていないか
- 検索意図が変わっていないか
- 競合記事にあって自分の記事にない情報は何か
- 似た記事同士でカニバリしていないか
を確認します。
10位以内から大きく下がった状態が続いている
以前は10位以内に入っていた記事が、20位、30位と下がり、その状態が続いている場合は確認が必要です。
ただし、すぐに全面リライトするのではなく、どの検索クエリが下がったのかを先に見ます。
記事全体の平均掲載順位だけでは、原因を判断できません。
記事を修正した後から下がり続けている
タイトル、見出し、本文を大きく変更した後に順位が下がり続けている場合は、修正内容を確認します。
特に、
- 以前あった重要な説明を削除した
- 記事の中心となる検索意図を変えた
- タイトルと本文が合わなくなった
- 内部リンクを削除した
などがないか確認します。
Search Consoleで順位変動を確認する手順
検索順位が下がった時は、次の順番でSearch Consoleを確認します。
1.期間を比較する
最初に、直近の期間と前の期間を比較します。
たとえば、
- 直近28日
- その前の28日
を比べます。
確認する項目は、
- クリック数
- 表示回数
- CTR
- 平均掲載順位
です。
平均掲載順位だけではなく、4つの数字がどのように変わったかを確認します。
2.順位が下がったページを確認する
「ページ」を開き、どの記事の順位が下がったのかを確認します。
ブログ全体の平均掲載順位が下がっていても、すべての記事が下がっているとは限りません。
一部の記事だけが下がったのか、複数の記事が同じ時期に下がったのかを分けます。
3.検索クエリごとの変化を見る
確認したいページを選択し、「クエリ」を開きます。
ここで、
- 主要な検索クエリが下がったのか
- 新しい検索クエリが増えたのか
- 表示回数が減ったクエリはどれか
- 上位を維持しているクエリはあるか
を確認します。
記事全体の平均掲載順位が下がっていても、主要な検索クエリは維持されている場合があります。
4.端末ごとの差を確認する
スマートフォンとパソコンで順位の変化が違う場合があります。
端末で絞り込み、
- スマートフォンだけ下がっている
- パソコンだけ下がっている
- 両方で下がっている
のどれに当てはまるかを確認します。
5.記事の修正履歴を確認する
記事を変更した日付を残している場合は、順位が動き始めた時期と比べます。
変更した直後に順位が下がったとしても、必ず修正が原因とは限りません。
ただし、大きな変更をした時期と重なる場合は、削除した内容や変更した検索意図を確認します。
検索順位が下がった時の6ステップ
順位の下落が一時的ではなく、一定期間続いている場合は、次の順番で記事を確認します。
1.狙う検索クエリを確認する
記事を書く時に狙ったキーワードだけではなく、現在Search Consoleに表示されている検索クエリを確認します。
主要な検索クエリと記事内容が合っているかを見ます。
2.現在の検索意図を確認する
同じ検索クエリで、現在どのような記事が上位に表示されているかを確認します。
記事の種類や内容が以前と変わっている場合は、検索した人が求めている答えも変わっている可能性があります。
3.不足している内容を追加する
現在の検索意図に必要な説明が不足している場合は、見出しや本文を追加します。
ただし、競合記事にある内容をすべて追加するのではありません。
自分の記事の中心となる検索意図に必要な内容だけを追加します。
4.古い情報を更新する
記事内の数字、サービス内容、操作画面、運営状況などが古くなっていないか確認します。
情報が変わっている場合は、現在の内容へ修正します。
5.内部リンクを見直す
関連する記事から内部リンクがあるか確認します。
また、記事内から読者が次に知りたい内容へ進めるようになっているかも見直します。
内部リンクは数だけでなく、記事同士の関係が分かる形でつなぐことが大切です。
6.修正前後の数字を記録する
リライトする前に、
- 表示回数
- クリック数
- CTR
- 平均掲載順位
- 主要な検索クエリ
を記録します。
修正後に同じ条件で確認すれば、数字がどのように変化したか比較できます。
検索順位が変動した時に避けたいこと
順位が下がった時ほど、慌てて記事を直したくなります。
しかし、次のような対応は避けた方がよいと感じています。
- 1日順位が下がっただけでタイトルを変更する
- 平均掲載順位だけを見て全面リライトする
- 表示回数やクリック数を確認しない
- 競合記事の見出しをそのまま追加する
- 似た検索意図の新規記事をすぐに作る
- 修正前の数値を残さない
特に注意したいのが、順位を戻すために似た記事を増やすことです。
すでに近い記事がある場合、新規記事を追加することで、どの記事を上位へ出したいのか分かりにくくなる可能性があります。
新しい記事を書く前に、既存記事のリライトや統合で対応できないかを確認します。
順位が10位台で止まっている場合はどうする?
検索順位が大きく下がったわけではなく、10位台で上がったり下がったりしている記事もあります。
たとえば、
- 12位から16位を繰り返している
- 一度9位に入ったが13位へ戻った
- 表示回数は増えたが10位以内へ入らない
という状態です。
この場合は、単なる順位変動だけでなく、10位以内へ入るために何が不足しているかを確認します。
特に、
- 検索意図への答えが弱くないか
- 記事タイトルと本文の中心が一致しているか
- 見出しに不足がないか
- 関連する記事から内部リンクがあるか
- 近い記事とカニバリしていないか
を見直します。
検索順位が10位台から上がらない記事の改善方法は、こちらで詳しく解説しています。
👉 ブログの検索順位が10位台から上がらない理由|20位前後の記事をどう改善する?
200記事書いて感じたのは順位だけを追わないこと
私は以前、検索順位が上がればアクセスも収益も増えると思っていました。
しかし、200記事公開しても、ブログ記事からの収益は0円です。
Search Consoleを見ると、検索順位が上がっているクエリや、10位以内に入っている記事も少しずつ出ています。
それでも、表示回数が少なければアクセスは増えません。
上位に表示されても、タイトルがクリックされなければ読者は来ません。
クリックされても、記事内に次の導線がなければ、収益記事へはつながりません。
そのため現在は、検索順位だけではなく、
- 表示回数
- クリック数
- CTR
- 検索クエリ
- 内部リンク
- 記事の役割
まで確認するようにしています。
順位変動を見る目的は、毎日の数字に一喜一憂することではありません。
どの記事に改善の可能性があり、どの記事を先に直すべきか判断することです。
まとめ|順位が動いたら一定期間の変化を確認する
Google検索順位が上がったり下がったりする主な理由は、
- 検索クエリによって順位が違う
- 新しい検索クエリで表示され始めた
- 検索する端末や地域が違う
- 同じ検索結果に並ぶ記事が変わった
- 記事が評価されている途中
- 検索結果の構成が変わった
- Googleの検索結果や評価方法が更新された
などです。
平均掲載順位が下がっても、表示回数やクリック数が増えている場合があります。
そのため、順位だけを見て記事が悪くなったと判断することはできません。
順位が下がった時は、
- 前の期間と比較する
- どのページが下がったか確認する
- 検索クエリごとの変化を見る
- 表示回数とクリック数を確認する
- 必要な場合だけ記事を改善する
という順番で確認します。
数日間の小さな変動なら、すぐに記事を変更せず様子を見る判断も必要です。
一方で、主要な検索クエリの順位、表示回数、クリック数が一定期間下がっているなら、検索意図や記事内容を見直します。
私もまだ検索順位を安定させられた状態ではありません。
だからこそ、1日ごとの順位ではなく、Search Consoleの実データを使って一定期間の変化を確認していきます。

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