ブログの検索順位は何位からクリックされる?Search Consoleの実データで検証

📘 この記事で分かること
  • ブログ記事は検索何位からクリックされるのか
  • 5記事合計1,063表示・0クリックの実データ
  • 検索順位だけでクリック数を判断できない理由
  • 順位別CTRを検証する時に必要なデータ
  • 検索順位ごとの改善ポイント

ブログ記事は、Google検索で何位まで上がればクリックされるのでしょうか。

1位ならクリックされる。

10位以内ならアクセスが増える。

20位以下ではほとんど読まれない。

一般的には、このようなイメージがあります。

しかし、実際のSearch Consoleを見ると、検索結果に表示されてもクリックされていない記事があります。

現在のNagase Projectでは、今回確認した5記事だけで、

合計1,063回表示・0クリック

という結果でした。

Google検索には1,000回以上表示されているのに、この5記事からは1回もクリックされていません。

一方で、google 順位変動という検索クエリでは、平均掲載順位4.2位まで出ているデータもありました。

ただし、平均掲載順位4.2位という数字だけでは、何回表示され、何回クリックされたのか分かりません。

そのため、現在確認できているデータだけで、

「検索○位から必ずクリックされる」

と断定することはできませんでした。

この記事では、150記事以上公開してもブログ記事からの収益0円が続いているNagase ProjectのSearch Consoleをもとに、検索順位とクリックの関係を検証します。

目次

結論|検索何位からクリックされるかは断定できなかった

今回の実データから分かった結論は、

検索○位からクリックされるという固定の境目は決められない

ということです。

基本的には、検索順位が高いほど記事が見られやすくなります。

しかし、10位以内に入れば必ずクリックされるわけではありません。

反対に、10位以下の記事が絶対にクリックされないわけでもありません。

クリックされるかどうかは、

  • 平均掲載順位
  • 表示回数
  • 検索クエリ
  • 記事タイトル
  • 検索結果に並ぶほかの記事
  • 検索結果の構成

などによって変わります。

また、Search Consoleに表示されるのは固定順位ではなく、複数回表示された時の平均掲載順位です。

平均掲載順位5位でも、毎回5位に表示されているわけではありません。

そのため、

「この記事は平均5位だから、5位のCTRになる」

と単純には判断できません。

検索順位だけではクリック数を判断できない
上位ほどクリックされる可能性は高くなりますが、何位から必ずクリックされるという固定の境目はありません。表示回数、CTR、検索クエリを組み合わせて確認します。

今回確認した5記事は合計1,063表示・0クリック

今回、表示回数が発生しているのにクリックされていない記事として、次の5記事を確認しました。

記事 表示回数 クリック数 CTR
ブログ収益化の流れ 284回 0回 0%
集客記事とは? 253回 0回 0%
ブログの記事ネタ関連 243回 0回 0%
アフィリエイトサービス関連 153回 0回 0%
ロングテールキーワードとは? 130回 0回 0%
合計 1,063回 0回 0%

この5記事だけを見ると、Google検索に1,063回表示されてもクリックは発生していません。

ただし、この数字だけで、

「ブログ記事はクリックされない」

「タイトルがすべて悪い」

とは判断できません。

確認する必要があるのは、それぞれの記事が平均何位に表示されていたかです。

平均掲載順位が30位や40位なら、検索結果に表示されてもクリックされにくい可能性があります。

平均掲載順位が5位前後なのに0クリックなら、タイトルや検索意図を確認する必要があります。

表示回数が増えてもクリックされない原因はこちらの記事で詳しく解説しています。

👉 ブログの表示回数が増えてもクリックされない理由|Search Consoleで分かった改善ポイント

平均掲載順位4.2位でもクリックされたとは限らない

今回のSearch Consoleでは、google 順位変動という検索クエリで平均掲載順位4.2位まで出ていました。

平均掲載順位4.2位なら、検索結果の上位へ表示されている可能性があります。

しかし、4.2位という数字だけでは、

  • 表示回数は何回か
  • クリック数は何回か
  • CTRは何%か
  • 継続して上位にいるのか

が分かりません。

たとえば、

  • 平均掲載順位4.2位・表示回数5回
  • 平均掲載順位4.2位・表示回数500回

では、同じ4.2位でもデータの重みが違います。

表示回数が少ない場合、一時的に上位へ表示された結果が平均掲載順位へ大きく影響している可能性があります。

また、平均掲載順位は固定された検索順位ではありません。

3位、4位、6位など、複数回表示された位置を平均した数字です。

平均掲載順位の意味と見方はこちらで詳しくまとめています。

👉 Search Consoleの平均掲載順位とは?初心者向けに見方と目安を解説

検索順位が高いほどクリックされやすいとは限らない理由

基本的には、検索順位が上がるほど記事は見られやすくなります。

しかし、順位だけでCTRは決まりません。

主な理由は、次の6つです。

1.記事タイトルが検索意図と合っていない

上位に表示されても、タイトルを見て知りたい内容があると判断されなければクリックされません。

たとえば「ブログ CTR 目安」で検索している人に対して、

「ブログのクリックについて解説」

というタイトルでは、CTRの目安まで分かるのか判断しにくくなります。

タイトルには、検索した人が知りたい内容を分かりやすく入れる必要があります。

2.想定外の検索クエリで表示されている

記事を書く時に狙ったキーワードとは違う検索クエリで表示されることがあります。

記事タイトルと検索クエリがずれていれば、順位が高くてもクリックされにくくなる可能性があります。

Search Consoleでは、ページだけでなく検索クエリごとの順位とCTRを確認します。

3.検索結果だけで疑問が解決している

検索クエリによっては、検索結果に表示される情報だけで答えが分かる場合があります。

検索した人が記事を開く必要がなければ、上位に表示されてもクリックされないことがあります。

この場合、記事を読むことで、

  • 詳しい手順が分かる
  • 具体例が確認できる
  • 実際のデータが見られる
  • 注意点まで分かる

といった内容が必要です。

4.同じ検索結果の記事の方が分かりやすい

同じ検索結果に並ぶ記事と比べて、ほかの記事のタイトルの方が分かりやすい場合があります。

たとえば、

  • 対象読者が明確
  • 具体的な数字が入っている
  • 実データがあると分かる
  • 知りたい答えがタイトルに入っている

といった違いです。

ただし、クリックを狙うためだけに、大げさな数字や本文にない内容を入れるのは避けます。

5.表示回数が少なくCTRが安定していない

表示回数が10回、クリック数が1回ならCTRは10%です。

しかし、表示回数が100回に増えてクリック数が1回のままなら、CTRは1%になります。

データが少ない段階では、1回のクリックでCTRが大きく変わります。

そのため、検索順位別のCTRを検証する時は、表示回数も確認する必要があります。

6.検索結果の構成が違う

検索結果には、通常の記事以外に、

  • 画像
  • 動画
  • 地図
  • 商品情報
  • 関連する質問

などが表示されることがあります。

同じ平均掲載順位でも、検索結果の構成によって記事が画面上で見える位置は変わります。

検索順位別のCTRを検証する方法

検索何位からクリックされるのかを調べるには、順位だけではなく、表示回数とクリック数を順位帯ごとに分ける必要があります。

たとえば、次のように集計します。

順位帯 確認するデータ 判断できること
1〜3位 表示回数・クリック数・CTR 最上位でどのくらいクリックされたか
4〜7位 表示回数・クリック数・CTR 上位でもクリックされない記事があるか
8〜10位 表示回数・クリック数・CTR 10位以内の下側でクリックがあるか
11〜20位 表示回数・クリック数・CTR 10位外でもクリックが発生しているか
21位以下 表示回数・クリック数・CTR 低い順位でどの程度クリックされたか

この集計を行うことで、

  • 初めてクリックが発生した順位帯
  • 最もCTRが高い順位帯
  • 上位でも0クリックの検索クエリ
  • 10位以下でもクリックされた検索クエリ

を確認できます。

ただし、検索クエリごとに検索結果や読者の目的が違います。

そのため、順位帯別CTRは一つの目安として使い、すべての記事へそのまま当てはめないことが大切です。

Search Consoleで順位別CTRを確認する手順

実際に検索順位とクリックの関係を確認する時は、次の順番で進めます。

1.検索パフォーマンスを開く

Search Consoleの検索パフォーマンスを開き、

  • 合計クリック数
  • 合計表示回数
  • 平均CTR
  • 平均掲載順位

を表示します。

2.確認する期間を決める

直近28日など、一定の期間を決めます。

期間が短すぎると表示回数が少なく、1回のクリックでCTRが大きく変わる可能性があります。

比較する場合は、直近28日と前の28日など、同じ日数を使います。

3.ページごとの数字を確認する

「ページ」を開き、表示回数やクリック数が発生している記事を確認します。

ただし、ページ全体の平均掲載順位には複数の検索クエリが含まれています。

順位別に詳しく見るためには、次に検索クエリを確認します。

4.検索クエリごとの数字を見る

記事を選択した状態で「クエリ」を開きます。

ここで、

  • 検索クエリ
  • 表示回数
  • クリック数
  • CTR
  • 平均掲載順位

を確認します。

検索順位とクリックの関係を見る場合は、ページ全体よりも検索クエリ単位で確認した方が分かりやすくなります。

5.順位帯ごとに分ける

検索クエリを、

  • 1〜3位
  • 4〜7位
  • 8〜10位
  • 11〜20位
  • 21位以下

に分けます。

それぞれの表示回数とクリック数を合計し、CTRを計算します。

CTRの計算式は、

クリック数÷表示回数×100

です。

CTRの意味や改善方法はこちらで詳しく解説しています。

👉 ブログのCTRとは?Search Consoleで見るクリック率の目安と改善方法

検索順位ごとの改善ポイント

検索順位とCTRを確認した後は、順位帯に合わせて改善方法を変えます。

1〜3位でクリックされている記事

検索上位でクリックも発生している記事は、大きく変更せず推移を確認します。

確認するのは、

  • 情報が古くなっていないか
  • クリック数が下がっていないか
  • 関連記事への内部リンクがあるか
  • 収益記事へ自然につながっているか

です。

検索順位を上げることより、現在の順位とクリックを維持しながらブログ内の導線を改善します。

1〜10位なのにクリックされない記事

表示回数が一定数あり、10位以内なのに0クリックの場合は、

  • 記事タイトル
  • 検索意図
  • 実際の検索クエリ
  • 同じ検索結果の記事

を確認します。

ただし、表示回数が少ない場合は、まだ判断できない可能性があります。

11〜20位で表示回数が多い記事

10位以内まであと少しの可能性があります。

タイトルのクリック率より先に、

  • 検索意図への答え
  • 不足している内容
  • 内部リンク
  • カニバリ

を確認します。

21位以下の記事

検索順位が低い場合は、タイトルだけを変更してもクリック数が増えない可能性があります。

狙うキーワード、検索意図、記事の役割、似た記事との重複から見直します。

実データから現時点で分かった3つのこと

今回のデータだけで、検索何位からクリックされるかを断定することはできませんでした。

それでも、分かったことはあります。

1.表示回数が増えるだけではアクセスにならない

今回確認した5記事は、合計1,063回表示されてもクリック数は0回でした。

Google検索に出ることと、ブログへ読者が来ることは別です。

表示回数の次は、平均掲載順位とCTRを確認する必要があります。

2.平均掲載順位だけでも判断できない

google 順位変動では平均掲載順位4.2位まで出ていました。

しかし、表示回数とクリック数を組み合わせなければ、4.2位で実際にクリックされたか判断できません。

順位、表示回数、クリック数、CTRの4つが必要です。

3.記事単位より検索クエリ単位の確認が必要

一つの記事は複数の検索クエリで表示されます。

記事全体の平均掲載順位が20位でも、ある検索クエリでは5位、別の検索クエリでは30位という場合があります。

検索何位からクリックされたかを調べるには、検索クエリ単位で確認する必要があります。

現時点では断定しない
5記事合計1,063表示・0クリックという結果は確認できましたが、順位別の表示回数とクリック数が十分ではありません。データが増えた段階で、同じ条件で再検証します。

順位別CTRを今後も検証するために残すデータ

今後、検索順位とクリックの関係を比較するために、次のデータを記録します。

記録項目 記録する内容
確認期間 直近28日など
検索クエリ 実際に表示された検索語句
ページ 表示された記事URL
表示回数 検索結果へ表示された回数
クリック数 検索結果から記事へ来た回数
CTR クリック数÷表示回数×100
平均掲載順位 確認期間中の平均的な掲載位置

同じ期間と条件で記録すれば、

  • 順位帯ごとのCTR
  • 初めてクリックされた順位
  • 上位でもクリックされない検索クエリ
  • リライト前後のCTR変化

を比較できます。

検索10位以内に入った記事はどうする?

検索10位以内に入った記事は、すぐに全面リライトする必要はありません。

最初に、

  • 表示回数
  • クリック数
  • CTR
  • 検索クエリ
  • 順位の変化

を確認します。

順位が上昇している途中なら、様子を見る判断もあります。

順位が高く、表示回数もあるのにクリックされていないなら、タイトルや検索意図を確認します。

検索10位以内の記事を順位ごとに改善する方法はこちらで詳しくまとめています。

👉 ブログ記事が検索10位以内に入ったら何をする?順位を落とさず伸ばす改善方法

150記事以上書いてもクリック数は自動で増えなかった

私はブログを始めた頃、記事数を増やせば検索結果に表示され、自然にアクセスも増えていくと思っていました。

しかし、150記事以上公開しても、ブログ記事からの収益は0円です。

今回のデータでも、5記事合計で1,063回表示されているのにクリック数は0回でした。

記事を書く。

Google検索に出る。

表示回数が増える。

ここまでは進んでも、その先のクリックにつながっていない記事があります。

さらに、クリックされた後も、

  • 読者の疑問を解決できるか
  • 関連記事へ進めるか
  • 収益記事へ自然につながるか

という課題があります。

検索順位だけを上げれば、ブログが完成するわけではありません。

現在は、

表示回数→検索順位→クリック→内部リンク→収益導線

という流れを一つずつ確認しています。

まとめ|検索何位からクリックされるかは順位だけでは決まらない

今回確認したNagase Projectの実データでは、5記事合計で、

  • 表示回数:1,063回
  • クリック数:0回
  • CTR:0%

でした。

また、google 順位変動という検索クエリでは、平均掲載順位4.2位まで出ていました。

しかし、順位、表示回数、クリック数を検索クエリ単位でそろえなければ、

「検索○位からクリックされた」

と正確に判断することはできません。

現時点で分かったのは、

  • 表示回数が増えてもクリックされない記事がある
  • 平均掲載順位だけではクリックを判断できない
  • 検索クエリ単位の確認が必要
  • 上位でもタイトルや検索意図によってCTRが変わる
  • データが少ない段階では断定できない

ということです。

検索順位が高いほどクリックされる可能性は上がります。

それでも、10位以内なら必ずクリックされるわけではありません。

検索何位からクリックされるかを確認するには、順位帯ごとの表示回数、クリック数、CTRを継続して記録する必要があります。

今後もSearch Consoleのデータが増えた段階で、順位帯別のクリック数とCTRを確認し、この検証結果を更新していきます。

📌 次に読むべき記事
① 平均掲載順位の意味を正しく確認する
平均4.2位などの数字が何を表しているのか、検索クエリやページ別の見方を解説しています。

② CTRの意味と改善方法を知る
表示回数からクリック率を計算する方法と、順位に合わせてCTRを改善する考え方をまとめています。

③ 10位以内の記事を順位ごとに改善する
検索1〜3位、4〜7位、8〜10位に分け、順位を大きく落とさず記事を伸ばす方法を解説しています。

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この記事を書いた人

地方で事業10年、借金200万円からブログ月30万円を目指す経営者。
このブログは成功談ではなく、挑戦中のリアルを全部書く場所です。
遠回りでも、冷静に積み上げていきます。

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