- ブログの検索順位が10位台から上がらない理由
- 20位前後の記事を優先して改善する価値
- タイトル変更より先に確認すること
- 検索意図・内部リンク・カニバリの見直し方
- 10位以内を目指すための改善手順
Search Consoleを確認すると、
「12位から18位を行ったり来たりしている」
「一度10位以内に入ったのに、また15位まで下がった」
「表示回数は増えたけれど、20位前後から上がらない」
という記事が見つかることがあります。
今回、Nagase ProjectのSearch Consoleを確認した時も、10〜30位付近に表示されている検索クエリや記事が複数ありました。
まったく検索結果に出ていないわけではありません。
しかし、クリックされやすい位置まであと少し届いていない状態です。
このような記事を見ると、
「タイトルを変えれば10位以内に入るのでは?」
「文字数を増やした方がいい?」
「新しい記事を書いて内部リンクを送ればいい?」
と考えることがあります。
私も以前は、検索順位が上がらない記事に文章を追加すれば、そのうち順位も上がると思っていました。
しかし、検索順位が10位台や20位前後で止まっている原因は、文字数不足だけではありません。
検索意図のずれ、記事内容の不足、内部リンク、カニバリ、狙っているキーワードの強さなど、複数の原因が考えられます。
この記事では、150記事以上公開してもブログ記事からの収益0円が続いている私が、検索順位が10位台から上がらない理由と、20位前後の記事を改善する手順をまとめます。
10位台や20位前後の記事は改善候補になる
検索順位が10〜20位前後の記事は、すでにGoogle検索に表示されています。
検索クエリによっては、表示回数も発生しています。
つまり、まったく評価されていない記事とは限りません。
記事の内容と検索クエリに一定の関係があると判断され、検索結果へ表示されている可能性があります。
その一方で、10位以内へ安定して入るためには、何かが不足している状態とも考えられます。
たとえば、
- 検索意図への答えが弱い
- 上位記事と比べて必要な説明が不足している
- 記事の中心が分かりにくい
- 関連記事から内部リンクがない
- 似た記事が複数存在する
などです。
新しい記事を1本増やすよりも、すでに10〜20位前後まで上がっている記事を改善した方が、検索順位やクリックにつながる可能性があります。
ただし、すべての10位台の記事を一度にリライトする必要はありません。
表示回数、検索クエリ、順位の変化、記事の役割を確認して優先順位を決めます。
検索順位が10位台から上がらない8つの理由
検索順位が10位台や20位前後で止まる理由は、一つではありません。
特に確認したいのは、次の8つです。
1.検索意図への答えが少しずれている
記事内に狙ったキーワードが入っていても、検索した人が知りたい内容とずれていれば、10位以内へ上がりにくい可能性があります。
たとえば、「ブログ 順位 上がらない」で検索する人は、
- 順位が上がらない原因
- どこを改善すればよいか
- どのくらい待つべきか
- リライトを判断する目安
などを知りたいと考えられます。
それなのに、記事の大部分がSEOの一般的な説明だけになっていれば、検索した疑問への答えが弱くなります。
狙ったキーワードを入れるだけではなく、その言葉で検索した人が最初に知りたい答えを記事内へ用意することが大切です。
2.記事の中心となる検索クエリが曖昧
一つの記事で複数のキーワードを狙いすぎると、記事の中心が分かりにくくなります。
たとえば、一つの記事に、
- 検索順位が上がらない理由
- SEOの基本
- 記事タイトルの付け方
- キーワード選定
- 内部リンクの貼り方
を同じ強さで入れると、何について詳しく答える記事なのか曖昧になります。
Search Consoleで実際の検索クエリを確認し、その記事で中心にする言葉を決めます。
すべての検索クエリに対応するのではなく、検索意図が近いものだけをまとめます。
3.上位に必要な内容が不足している
検索意図の方向は合っていても、読者が必要とする情報が不足している場合があります。
たとえば、原因だけ説明して、具体的な改善手順がない記事です。
検索した人が、
「結局、何から直せばいいのか」
分からなければ、疑問を十分に解決できません。
不足している内容を確認する時は、
- 原因
- 確認方法
- 改善手順
- 注意点
- 具体例
が必要か考えます。
ただし、上位記事にある見出しをすべて追加する必要はありません。
検索意図に必要で、自分の記事に不足している内容だけを追加します。
4.一般論が多く独自の情報が少ない
基本的な説明だけの記事は、同じ内容を扱う記事との差が出にくくなります。
特にSEOやブログ運営の記事は、
- キーワードを選ぶ
- 検索意図を考える
- 分かりやすい記事を書く
- 内部リンクを追加する
など、似た説明になりやすいテーマです。
Nagase Projectの場合は、
- 150記事以上公開しても収益0円
- 実際のSearch Consoleの表示回数
- 平均掲載順位4.2位の検索クエリ
- 10〜30位付近の記事を改善している途中経過
- 似た記事を増やしてカニバリを起こした経験
などを入れられます。
成功した結果を作る必要はありません。
現在の数字、失敗、改善内容、その後の変化を入れることで、一般論だけの記事との差を作れます。
5.関連記事から内部リンクがない
記事内容が良くても、ブログ内で孤立している場合があります。
たとえば「検索順位が上がらない記事」なら、
- SEOの基本
- キーワード選定
- 検索意図
- Search Consoleの平均掲載順位
- 記事のリライト方法
などの関連記事から内部リンクを追加できます。
内部リンクは、ただ数を増やせばよいわけではありません。
読者が関連記事を読んでいる途中で、
「次にこの内容も知りたい」
と思う場所からつなぎます。
記事同士の関係が明確になることで、読者も必要な情報へ進みやすくなります。
6.似た記事同士でカニバリしている
同じ検索意図を狙った記事が複数あると、どの記事を上位へ出したいのか分かりにくくなる可能性があります。
たとえば、
- ブログの検索順位が上がらない理由
- ブログが検索上位に入らない原因
- ブログ記事の順位を上げる方法
という記事があり、内容もほとんど同じなら役割が重なります。
この場合、新しい記事を追加するより、
- 中心にする記事を決める
- 記事ごとの検索意図を分ける
- 必要なら統合する
- 内部リンクで関係を整理する
ことを優先します。
Nagase Projectでも、似た検索意図の記事を増やしたことで、記事の整理や301リダイレクトが必要になりました。
10位台から上がらない時は、記事単体だけでなく、ブログ内に似た記事がないかも確認します。
7.狙っているキーワードの競合が強い
検索意図や記事内容に大きな問題がなくても、狙っているキーワードの競合が強い場合があります。
検索結果に、
- 大規模な企業サイト
- 長期間運営されている専門サイト
- 独自調査や大量の実績がある記事
が多い場合、個人ブログがすぐに10位以内へ入るのは簡単ではありません。
この場合は、同じテーマでも、より具体的な検索クエリに対応できないか確認します。
ただし、元の記事と検索意図がほとんど同じなら、新規記事を増やすのではなく、既存記事の中で具体的な疑問へ答えます。
8.まだ順位を判断できるほどデータがない
公開やリライトから日が浅い記事は、順位が安定していない場合があります。
表示回数が少ない段階では、一度上位に表示されただけで平均掲載順位が大きく変わります。
たとえば、
- 表示回数5回・平均掲載順位12位
- 表示回数500回・平均掲載順位12位
では、同じ12位でもデータの重みが違います。
表示回数が少ない場合は、すぐに大きく変更せず、検索クエリと順位の変化を確認します。
10位台の記事はタイトルを変えれば上がる?
検索順位が10位台で止まると、最初にタイトルを変えたくなることがあります。
しかし、タイトル変更だけで検索順位が上がるとは限りません。
タイトルを確認した方がよいのは、
- 狙う検索クエリが入っていない
- 記事内容が伝わらない
- 検索意図とタイトルがずれている
- 似た記事とほとんど同じタイトルになっている
といった場合です。
一方で、タイトルと検索意図が合っているなら、本文の不足、内部リンク、カニバリなどを先に確認します。
特に平均掲載順位が11〜20位の記事は、タイトルのクリック率よりも、
10位以内へ入るために記事内容をどう改善するか
が先になる場合があります。
CTRは検索結果に表示された記事がクリックされた割合です。
しかし、検索順位が低ければ、そもそも記事タイトルを比較してもらえる機会が少ない可能性があります。
Search Consoleで改善対象の記事を確認する
10〜20位前後の記事を改善する時は、Search Consoleを使って対象を絞ります。
1.検索パフォーマンスを開く
Search Consoleの検索パフォーマンスを開き、
- クリック数
- 表示回数
- CTR
- 平均掲載順位
を表示します。
平均掲載順位だけでなく、4つの数字を一緒に確認します。
2.ページごとの順位を見る
「ページ」を開き、記事ごとの平均掲載順位を確認します。
ここで、平均掲載順位が10〜20位前後の記事を探します。
ただし、ページ全体の平均掲載順位だけでは、どの検索クエリで何位なのか分かりません。
候補の記事を見つけたら、そのページを選択します。
3.検索クエリごとの順位を見る
ページを選択した状態で「クエリ」を開きます。
ここで、
- 表示回数が多い検索クエリ
- 11〜20位前後の検索クエリ
- 記事内容と相性が良い検索クエリ
- 以前より順位が上がっている検索クエリ
を探します。
記事全体の平均掲載順位が25位でも、一部の検索クエリでは12位まで上がっていることがあります。
その場合は、12位の検索クエリに合わせて改善できないか確認します。
4.前の期間と比較する
直近28日と前の28日など、同じ日数で比較します。
確認するのは、
- 順位が上がって10位台に来たのか
- 以前から10位台で止まっているのか
- 10位以内から下がってきたのか
- 表示回数は増えているのか
です。
上昇途中の記事と、長期間止まっている記事では、対応が変わります。
順位が上昇中なら、すぐに大きく変更せず様子を見ることもできます。
検索順位が上がったり下がったりする理由はこちらで詳しく解説しています。
👉 Google検索順位が上がったり下がったりする理由|ブログ初心者が知っておきたい順位変動
20位前後の記事を改善する8ステップ
改善する記事を決めたら、次の順番で確認します。
1.中心にする検索クエリを決める
Search Consoleに表示された検索クエリを確認し、その記事で中心にする言葉を決めます。
表示回数が多いだけでなく、
- 記事内容との相性
- 検索意図
- 現在の平均掲載順位
- 記事の役割
を見て判断します。
すべての検索クエリを一つの記事で狙う必要はありません。
2.現在の検索結果を確認する
中心にする検索クエリで、現在どのような記事が上位に表示されているかを確認します。
見るのは、
- どのような悩みに答えているか
- 初心者向けか経験者向けか
- 手順記事か体験談か
- 検索結果に共通する内容は何か
です。
上位記事の文章や見出しをコピーするのではなく、現在の検索意図を確認するために使います。
3.タイトルと記事内容のずれを確認する
記事タイトルで伝えている内容が、本文で解説されているか確認します。
タイトルに「理由と改善方法」とあるなら、本文にも原因と具体的な改善手順が必要です。
タイトルだけが広く、本文が一部の内容しか扱っていない場合は、タイトルか本文を調整します。
4.不足している内容を追加する
検索意図に必要な内容が不足していれば、H2やH3を追加します。
文章量を増やすことが目的ではありません。
読者が検索した疑問を解決するために必要な説明を追加します。
5.実体験や具体的な数字を入れる
一般的な説明だけになっている場合は、自分の経験やデータを追加できないか考えます。
Nagase Projectなら、
- 記事数
- 運営期間
- 表示回数
- 平均掲載順位
- クリック数
- 実際に行ったリライト
などを使えます。
まだ成功していなくても、失敗や改善途中の数字は実体験です。
6.関連記事から内部リンクを追加する
ブログ内に関連する記事があるなら、自然な場所から内部リンクを追加します。
たとえば、平均掲載順位について触れた場所から、平均掲載順位の専用記事へつなぎます。
👉 Search Consoleの平均掲載順位とは?初心者向けに見方と目安を解説
内部リンクの前後には、リンク先で何が分かるのかを入れます。
リンクだけを並べるのではなく、読者が次に読む理由を作ります。
7.似た記事がないか確認する
WordPressの記事一覧やSearch Consoleを使い、同じ検索意図の記事がないか確認します。
近い記事がある場合は、
- それぞれの役割を分ける
- タイトルと見出しを調整する
- 内部リンクで主従関係を作る
- 必要なら統合する
ことを検討します。
似た記事をそのまま残し、両方へ同じキーワードを追加すると、さらに役割が重なる可能性があります。
8.修正前後の数字を比較する
リライト前に、
- 表示回数
- クリック数
- CTR
- 平均掲載順位
- 主要な検索クエリ
を記録します。
修正後、同じ期間で比較できるようにしておきます。
すぐに結果が出るとは限らないため、翌日の順位だけで判断しません。
優先して改善したい10〜20位の記事
10〜20位前後の記事をすべて同時に直すのではなく、優先順位を決めます。
私なら、次の条件に当てはまる記事から確認します。
- 表示回数が増えている
- 主要な検索クエリが11〜20位にいる
- 以前より順位が上がっている
- 重要記事や収益記事へつながる
- 検索意図とのずれを修正できそう
- 似た記事とのカニバリを整理できる
たとえば、平均掲載順位15位でも表示回数が5回しかない記事と、300回表示されている記事では優先度が違います。
表示回数が多く、検索順位が10位台まで来ている記事は、改善による変化を確認しやすくなります。
また、集客記事から収益記事へつなげられる記事なら、検索順位だけでなくブログ全体の導線改善にも使えます。
Search Consoleで改善候補を選ぶ具体的な手順は、こちらで解説しています。
👉 Search Consoleで伸びる記事を見つける方法|表示回数・順位・CTRで判断する手順
20位前後の記事で避けたい改善方法
検索順位があと少しで上がりそうに見えると、さまざまな修正を一度に行いたくなります。
しかし、次のような改善は避けた方がよいと感じています。
- 検索クエリを確認せず文章を増やす
- 上位記事の見出しをすべて追加する
- 数日順位が動いただけでタイトルを変える
- 似た検索意図の新規記事を追加する
- 内部リンクを不自然に大量追加する
- 記事内容と関係の薄い実体験を入れる
- 修正前の数字を記録しない
特に注意したいのは、文字数を増やすこと自体を目的にすることです。
必要な説明を追加した結果、文字数が増えることはあります。
しかし、順位を上げるためだけに関係の薄い内容を追加すると、検索した人が答えを見つけにくくなります。
150記事以上書いて新規記事より改善を優先する理由
私はブログを始めた頃、記事数を増やせば検索からのアクセスも増えると考えていました。
しかし、150記事以上公開しても、ブログ記事からの収益は0円です。
記事を増やす中で、
- 似た検索意図の記事が増えた
- 内部リンクが弱い記事が残った
- 集客記事と収益記事の役割が曖昧だった
- 公開後のSearch Consoleを十分確認していなかった
という課題が見えてきました。
現在は、新規記事を増やすだけでなく、すでに10〜30位付近まで表示されている記事を確認しています。
まったく表示されていない記事を一から上げるより、すでに表示回数があり、10位台まで来ている記事を改善した方がよい場合もあります。
もちろん、リライトすれば必ず10位以内に入るわけではありません。
それでも、Search Consoleの実データを使って、
「なぜこの順位で止まっているのか」
を考えることで、何となく文章を追加するより改善の目的が明確になります。
まとめ|10位台の記事は原因を確認してから改善する
ブログの検索順位が10位台や20位前後から上がらない主な理由は、
- 検索意図への答えがずれている
- 中心となる検索クエリが曖昧
- 必要な内容が不足している
- 一般論が多く独自の情報が少ない
- 関連記事から内部リンクがない
- 似た記事とカニバリしている
- 狙っているキーワードの競合が強い
- まだデータが少ない
などです。
平均掲載順位が10位台だからといって、すぐにタイトルを変更する必要はありません。
まずSearch Consoleで、
- ページごとの順位を見る
- 検索クエリごとの順位を確認する
- 以前の期間と比較する
- 検索意図と不足内容を確認する
- 内部リンクとカニバリを見直す
という順番で進めます。
大切なのは、順位を上げるために文章量を増やすことではありません。
検索した人が必要とする答えを分かりやすくし、その記事の役割を明確にすることです。
私もまだ検索順位を上げて収益につなげられた状態ではありません。
だからこそ、10〜20位前後の記事をSearch Consoleで確認し、修正前後の数字を残しながら改善していきます。

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