- Search Consoleの平均掲載順位とは何か
- 平均掲載順位4.2や20位が意味すること
- 順位を見る時に表示回数も必要な理由
- 平均掲載順位ごとの大まかな改善目安
- 改善する記事を見つける確認手順
Search Consoleを見ると、
「平均掲載順位」
という数字が表示されます。
5.8位。
12.4位。
30.2位。
数字は確認できても、
「この順位は実際のGoogle検索順位と同じなのか」
「平均掲載順位は何位なら良いのか」
「順位が上がったら何をすればいいのか」
分かりにくい部分があります。
私も以前は、Search Consoleに表示された平均掲載順位を見て、
「この記事はGoogleで○位にいる」
と、そのまま考えていました。
しかし、平均掲載順位は、常に同じ順位に表示されていることを意味する数字ではありません。
検索クエリ、日付、端末、地域などによって変わる順位を平均したものです。
今回Nagase ProjectのSearch Consoleを確認した中には、google 順位変動という検索クエリで、平均掲載順位4.2位まで出ているデータもありました。
ただし、平均4.2位だからといって、検索するたびに必ず4位に表示されているわけではありません。
この記事では、150記事以上公開してもブログ記事からの収益0円が続いている私が、Search Consoleの平均掲載順位の意味、見方、改善に使う方法を初心者向けに解説します。
Search Consoleの平均掲載順位とは?
Search Consoleの平均掲載順位とは、Google検索に表示された時の掲載位置を平均した数字です。
たとえば、ある検索クエリで記事が3回表示され、その順位が、
- 3位
- 5位
- 7位
だった場合、単純に考えると平均掲載順位は5位になります。
ただし、実際のSearch Consoleでは、検索クエリ、ページ、端末、地域、日付など、さまざまな条件を含めて平均が計算されています。
そのため、平均掲載順位が5位でも、常に5位に表示されているとは限りません。
ある検索では3位。
別の検索では8位。
スマートフォンでは5位。
パソコンでは10位。
このように異なる順位で表示された結果が、平均掲載順位としてまとめられています。
平均掲載順位はどのページの順位なのか
Search Consoleの平均掲載順位を見る時は、どの範囲の数字なのかを確認する必要があります。
検索パフォーマンス全体に表示される平均掲載順位は、ブログ全体の検索クエリやページを含んだ数字です。
ブログ全体の平均掲載順位が30位だからといって、すべての記事が30位にいるわけではありません。
実際には、
- 5位まで上がっている記事
- 20位前後の記事
- 50位以下の記事
- ほとんど表示されていない記事
などが混ざっています。
その数字をまとめて平均したものが、ブログ全体の平均掲載順位です。
そのため、記事改善に使う時は、ブログ全体の平均だけではなく、
- 検索クエリごとの平均掲載順位
- ページごとの平均掲載順位
を確認することが大切です。
検索クエリとページでは平均掲載順位の意味が変わる
Search Consoleでは、「クエリ」と「ページ」の両方から平均掲載順位を確認できます。
この2つは似ていますが、見ている内容が違います。
検索クエリごとの平均掲載順位
「クエリ」では、検索された言葉ごとの平均掲載順位を確認できます。
たとえば、
google 順位変動
という検索クエリの平均掲載順位が4.2位なら、その検索クエリでブログが表示された時の平均的な位置が4.2位だったということです。
検索クエリごとの順位を見ることで、
- どのキーワードで上位に出ているか
- 狙ったキーワードで表示されているか
- 想定外の検索クエリで表示されていないか
- もう少しで10位以内に入りそうなクエリはあるか
を確認できます。
ページごとの平均掲載順位
「ページ」では、記事ごとの平均掲載順位を確認できます。
ただし、一つの記事は一つの検索クエリだけで表示されるとは限りません。
たとえば、同じ記事が、
- ブログ 検索順位
- ブログ 順位 上がらない
- Google 順位変動
- Search Console 順位
など、複数の検索クエリで表示される場合があります。
それぞれの検索クエリで順位が違えば、ページ全体の平均掲載順位にも差が出ます。
そのため、ページごとの平均掲載順位だけを見て終わるのではなく、そのページがどの検索クエリで表示されているのかまで確認します。
平均掲載順位4.2位はどういう意味?
今回確認したデータの中には、google 順位変動という検索クエリで平均掲載順位4.2位まで出ているものがありました。
これは、確認した期間中に、その検索クエリで平均すると4.2位付近に表示されていたという意味です。
ただし、
- 常に4位に表示されている
- 誰が検索しても4位になる
- 今後も4位を維持できる
という意味ではありません。
表示された回数が少なければ、一時的に上位へ出たことで平均掲載順位が高くなっている可能性もあります。
たとえば、
- 平均掲載順位4.2位・表示回数5回
- 平均掲載順位4.2位・表示回数500回
では、同じ4.2位でもデータの重みが違います。
前者は表示回数が少なく、今後大きく順位が変わる可能性があります。
後者は多く表示されたうえで平均4.2位になっているため、より継続的に上位へ表示されている可能性があります。
平均掲載順位を見る時は、必ず表示回数も一緒に確認することが大切です。
Search Consoleの平均掲載順位は何位なら良い?
平均掲載順位は、数字が小さいほど検索結果の上位に表示されています。
1位に近いほど上位で、50位、100位と数字が大きくなるほど検索結果の下になります。
改善を考える時は、次のように分けると判断しやすくなります。
| 平均掲載順位の目安 | 考えられる状態 | 確認すること |
|---|---|---|
| 1〜3位 | 検索結果の上位に入っている | クリック数、CTR、順位維持 |
| 4〜10位 | 検索結果の1ページ目に入っている可能性が高い | タイトル、検索意図、CTR |
| 11〜20位 | 10位以内まであと少しの可能性がある | 不足内容、見出し、内部リンク |
| 21〜30位 | 表示はされてもクリックされにくい位置 | 検索意図、記事全体の内容 |
| 31位以下 | 検索結果のかなり下にいる可能性がある | キーワード、記事の役割、カニバリ |
これは絶対的な基準ではありません。
検索クエリや検索結果の構成によって、同じ順位でもクリックされやすさは変わります。
また、平均掲載順位が高くても、表示回数が少なければアクセスはほとんど増えません。
反対に、平均掲載順位が10位台でも、検索回数の多いクエリで表示されていれば、クリックが発生する可能性があります。
そのため、
「平均掲載順位が○位なら成功」
と一つの数字だけで判断するのではなく、表示回数やCTRと組み合わせて確認します。
平均掲載順位と実際の検索順位が違う理由
自分でGoogle検索した順位と、Search Consoleの平均掲載順位が違うことがあります。
これは珍しいことではありません。
主な理由は、
- 検索した日や時間が違う
- スマートフォンとパソコンで結果が違う
- 検索した地域が違う
- 検索クエリが少し違う
- 検索結果の構成が変わっている
- 平均掲載順位は複数回の表示を平均している
などです。
たとえば、Search Consoleには過去28日間の平均掲載順位が表示されているのに、自分で検索するのは現在の1回だけです。
過去28日間の平均と、現在の一度の検索結果が完全に同じにならないことはあります。
また、検索順位は一定ではありません。
上がったり下がったりしながら、表示される位置が変わることがあります。
順位が変動する理由については、こちらの記事で詳しく解説しています。
👉 Google検索順位が上がったり下がったりする理由|ブログ初心者が知っておきたい順位変動
平均掲載順位は表示回数・クリック数・CTRと一緒に見る
Search Consoleの平均掲載順位は、順位だけを見ても記事の状態を正確に判断できません。
一緒に確認したいのは、
- 表示回数
- クリック数
- CTR
です。
| データ | 分かること |
|---|---|
| 表示回数 | Google検索に何回表示されたか |
| クリック数 | 検索結果から何回ブログへ来たか |
| CTR | 表示されたうち何%クリックされたか |
| 平均掲載順位 | 検索結果に表示された平均的な位置 |
たとえば、
表示回数が増え、平均掲載順位も上がっている
のであれば、記事が少しずつ検索結果の上へ近づいている可能性があります。
平均掲載順位が高いのにクリックされていない
のであれば、タイトルや検索意図とのずれを確認します。
平均掲載順位が低く、表示回数も少ない
のであれば、タイトルだけではなく、キーワードや記事全体の内容を見直す必要があるかもしれません。
表示回数が増えているのにクリックされない原因は、こちらの記事で詳しくまとめています。
👉 ブログの表示回数が増えてもクリックされない理由|Search Consoleで分かった改善ポイント
平均掲載順位ごとの改善ポイント
平均掲載順位を記事改善に使う時は、順位帯によって作業を分けます。
平均掲載順位が1〜3位の記事
1〜3位まで上がっている記事は、大きく内容を変更する前に、現在の状態を確認します。
見る項目は、
- 表示回数が増えているか
- クリック数が増えているか
- CTRが下がっていないか
- どの検索クエリで上位にいるか
です。
上位にいる記事を必要以上に変更すると、検索意図とのずれが生まれる可能性があります。
古い情報や明らかな不足がなければ、すぐに全面リライトするのではなく、順位とクリック数の変化を確認します。
平均掲載順位が4〜10位の記事
4〜10位の記事は、検索結果の1ページ目に入っている可能性が高い状態です。
この順位帯で表示回数があるのにクリックされていない場合は、
- 記事タイトルが検索意図と合っているか
- タイトルを見て内容が分かるか
- 同じ検索結果の記事との違いがあるか
- CTRがどのくらいか
を確認します。
順位をさらに上げることも大切ですが、すでに表示されやすい位置にいるなら、クリックされる見せ方も確認する必要があります。
CTRの意味や確認方法はこちらで解説しています。
👉 ブログのCTRとは?Search Consoleで見るクリック率の目安と改善方法
平均掲載順位が11〜20位の記事
11〜20位の記事は、10位以内まであと少しの可能性があります。
私なら、この順位帯の記事を改善候補として優先します。
確認するのは、
- 検索意図に必要な内容が不足していないか
- 見出しだけで記事内容が分かるか
- 関連記事から内部リンクがあるか
- 同じ検索意図の記事が複数ないか
- タイトルと本文の中心が一致しているか
です。
すでに一定の順位まで上がっているため、記事全体を別の内容へ変えるのではなく、不足している部分を中心に改善します。
平均掲載順位が21〜30位の記事
21〜30位の記事は、検索結果には表示され始めているものの、クリックされやすい位置まで届いていない可能性があります。
タイトルだけを変更するのではなく、
- 狙うキーワードが記事内容と合っているか
- 検索意図に対する答えが不足していないか
- 記事の役割が曖昧になっていないか
- 内部リンクで関連記事とつながっているか
を確認します。
表示回数が増えているなら、今後伸びる可能性もあります。
以前の期間と比較しながら、順位が上がっているのか、下がっているのかを確認します。
平均掲載順位が31位以下の記事
31位以下の記事は、タイトルのクリック率を考える前に、検索順位自体が課題になっている可能性があります。
確認したいのは、
- 狙うキーワードが強すぎないか
- 検索意図と記事内容がずれていないか
- 似た記事が複数ないか
- 記事の役割が決まっているか
- 関連記事から内部リンクがあるか
です。
記事を追加することで解決しようとすると、さらに似た記事が増える可能性があります。
まず既存記事の役割と検索クエリを確認します。
Search Consoleで平均掲載順位を確認する手順
平均掲載順位を記事改善に使う場合は、次の流れで確認します。
1.検索パフォーマンスを開く
Search Consoleを開き、検索パフォーマンスを確認します。
画面上部にある、
- 合計クリック数
- 合計表示回数
- 平均CTR
- 平均掲載順位
を表示します。
平均掲載順位だけではなく、4項目を一緒に見られる状態にします。
2.確認する期間を決める
直近7日だけでは、表示回数が少なく、順位が大きく動いて見える場合があります。
最初は直近28日など、一定の期間を決めて確認します。
改善前後を比較する場合は、
- 直近28日
- 前の期間の28日
のように、同じ日数で比較します。
3.ページを選ぶ
「ページ」を開き、確認したい記事を選びます。
ページを選択すると、その記事に絞った表示回数、クリック数、CTR、平均掲載順位を確認できます。
ブログ全体の数字だけを見るよりも、記事ごとの状態が分かりやすくなります。
4.検索クエリを確認する
ページを選択した状態で「クエリ」を開きます。
ここで、その記事がどの検索クエリで表示されているのかを確認します。
一つの記事でも、検索クエリによって平均掲載順位は違います。
記事全体の平均掲載順位が20位でも、一部の検索クエリでは8位まで上がっていることがあります。
そのようなクエリを見つけることで、どの内容を優先して改善するか判断しやすくなります。
5.前の期間と比較する
現在の順位だけではなく、前の期間からどう変わったかを確認します。
たとえば、
- 25位から17位へ上がった
- 8位から5位へ上がった
- 12位から24位へ下がった
- 順位は同じでも表示回数が増えた
などです。
検索順位が上がったか下がったかだけでなく、表示回数やクリック数の変化も一緒に見ます。
平均掲載順位を見る時の注意点
Search Consoleの平均掲載順位は便利ですが、数字をそのまま受け取ると判断を間違えることがあります。
表示回数が少ない順位を信用しすぎない
平均掲載順位が3位でも、表示回数が1回だけなら、その順位が続くとは限りません。
一時的に上位へ表示された結果が、そのまま平均掲載順位になっている可能性があります。
順位を見る時は、どのくらい表示された結果なのかも確認します。
ブログ全体の平均だけで判断しない
ブログ全体の平均掲載順位には、さまざまな記事と検索クエリが含まれています。
全体の平均掲載順位が下がっていても、新しい記事が多く表示され始めたことで、順位の低いデータが増えただけの場合もあります。
反対に、全体の平均が上がっていても、一部の記事だけが上位になっている可能性があります。
記事改善では、ページと検索クエリまで絞って確認します。
毎日の小さな変動に反応しすぎない
平均掲載順位は毎日同じではありません。
昨日より2位下がったからといって、すぐに記事を変更する必要はありません。
一定期間の変化を確認し、継続して下がっているのか、一時的な変動なのかを分けて考えます。
順位だけを目標にしない
検索順位が上がっても、クリックされなければアクセスにはつながりません。
アクセスが増えても、読者が次の記事や収益記事へ進まなければ、ブログ全体の成果にはつながりにくいです。
そのため、平均掲載順位だけではなく、
- クリック数
- CTR
- 記事内の内部リンク
- 記事の役割
も確認します。
150記事以上書いて平均掲載順位の見方が変わった
私は以前、Search Consoleの平均掲載順位を見ても、
「まだ順位が低い」
「上位に入っている記事が少ない」
と考えるだけでした。
しかし、150記事以上公開してもブログ記事からの収益0円が続いている現在は、順位を見る目的が変わっています。
今は、
- どの記事が検索結果に出始めたか
- どの検索クエリで順位が上がっているか
- 10位以内まであと少しの記事はどれか
- 上位なのにクリックされていない記事はないか
- どの記事から優先して直すか
を決めるために確認しています。
すべての記事を同時にリライトすることはできません。
だからこそ、平均掲載順位を使って、改善する記事の優先順位を決める必要があります。
私の場合は、
平均掲載順位が11〜20位で、表示回数が増えている記事
を一つの改善候補として確認します。
すでに一定の評価を受けている可能性があり、内容や内部リンクを見直すことで10位以内へ近づけるかもしれないからです。
ただし、順位だけでは決めません。
表示回数、CTR、検索クエリ、記事の役割まで確認してから判断します。
Search Consoleで伸びる記事を見つける具体的な手順はこちらで解説しています。
👉 Search Consoleで伸びる記事を見つける方法|表示回数・順位・CTRで判断する手順
まとめ|平均掲載順位は記事改善の判断材料にする
Search Consoleの平均掲載順位は、Google検索に表示された時の掲載位置を平均した数字です。
平均掲載順位5位だからといって、常に5位に表示されているわけではありません。
検索クエリ、ページ、端末、地域、日付などによって順位は変わります。
平均掲載順位を見る時は、
- どのページの順位なのか
- どの検索クエリの順位なのか
- 表示回数は何回あるのか
- クリック数とCTRはどうなっているか
- 以前の期間から順位がどう変わったか
を一緒に確認します。
平均掲載順位だけを見て、一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、順位の数字から次に改善する記事を見つけることです。
私もまだ成果が出た状態ではありません。
それでも、表示回数や平均掲載順位が出始めた記事を一つずつ確認することで、新しい記事を増やすだけでは見えなかった改善点が分かるようになりました。
今後も平均掲載順位だけで判断せず、表示回数、クリック数、CTR、検索クエリを組み合わせながら記事を見直していきます。

コメント